■ 『住之江公園』の解説
住之江公園(すみのえこうえん)は、大阪府大阪市住之江区南加賀屋1丁目に設置されている都市公園。大阪府が運営管理を行っている。
概要
大阪市の南西部、大阪湾に程近い場所にある都市型総合公園で、「花と緑とふれあう」「広々とした施設で遊ぶ」「スポーツを楽しむ」の3つのコンセプトを持ち、花と緑のスクエア(緑地ゾーン)、大池(野鳥が生息する)、プール、テニスコート、また大阪府に於ける軟式野球のメッカとも言える野球場(高校野球の大阪府レベルの大会でも使用されている)もある。また、大阪護國神社や日本の競艇レースのメッカ住之江競艇場が隣接している。
歴史
この地には近隣(1.5キロほど東)に住吉公園がある。同公園では大正時代、元々の敷地を縦断する形で国道26号(当時の呼称は国道16号)が建設されたため、公園の面積が大幅に縮小された。その代替として、住之江公園の整備計画が進められた。
大阪府公園調査会が1924年に当地を公園用地に選定し、用地買収ののち1926年に工事に着工し、1930年に完成した。
しかし1940年には、従来の敷地の一部を大阪護國神社に割譲した。さらに1948年には大阪府営大阪住之江競輪場が設置されたため、公園機能を失った。地元住民の強い要望により1964年に競輪場が廃止されたのちに、公園としての整備を再開している。公園整備の中で、野球場は1968年8月に設置されている。
大阪住之江競輪場
1948年12月11日、前月日本で初めて競輪開催が行われた小倉競輪場に次ぎ、関西地区で初めて競輪開催が行われた大阪住之江競輪場(おおさかすみのえけいりんじょう)は、当地にあった(現在の児童広場、児童遊技場の付近。大阪護国神社の隣)。当地をホームバンクとしていた主な選手として、横田隆雄や山本清治らがいる。
連勝式車券を最初に導入した競輪場であり、開設初日から発売されている(小倉競輪場は当時単勝式・複勝式のみ発売)。
翌1949年6月には第1回全国争覇競輪(現・日本選手権競輪)が開催されるなど、関西地区の中でも扱いの大きい競輪場であった。
引き続き盛況を保っていたものの、主催者の大阪府が競輪開催の中止を決定したため、1964年5月に開催休止扱いとし、後に正式に閉鎖された。
アクセス
- 大阪市営地下鉄四つ橋線・大阪市交通局南港ポートタウン線(ニュートラム) 住之江公園駅下車