世界名作劇場のまとめ情報

世界名作劇場』by Google Ads

            

世界名作劇場』の解説

世界名作劇場(せかいめいさくげきじょう)は、主に日本アニメーション(以下、日アニ社)が制作し、フジテレビジョンまたはBSフジキー局として放送されていたテレビアニメシリーズである。

放映開始から2008年まで断続的に一社提供であった期間が存在する。『カルピスこども名作劇場』や『ハウス食品・世界名作劇場』といった冠スポンサー名称であった。

世界名作アニメ世界名作アニメ劇場とも呼ばれる。

最広義には、瑞鷹が権利を有する1969年の『ムーミン』以後の作品を指す(日アニ社の公式では1975年の『フランダースの犬』以後)。

概要

2009年まで約26作(数え方によって異なる)が製作・放送され、最も有名な日本のテレビアニメブランドの一つとして知られている。

すべての作品はフジテレビ系列で毎週日曜日の夜19時30分より本放送されているため、かつてはフジテレビを代表するアニメ番組と認識されていた時期もあった。

どの作品以後を『世界名作劇場』シリーズに含めるのかは、諸説ある。

なお、『世界名作劇場』という名前がついたのは1979年放映の『赤毛のアン』からであり、それまでは『カルピスこども劇場』や『カルピスファミリー劇場』という名前がついていた。『赤毛のアン』以降は提供がカルピスの一社だけで無くなったためシリーズ名を何度か変更しているが、本項では日アニ社が公式にシリーズの総称としており一般的にも認知されている『世界名作劇場』を項目名とした。

作風

基本的には世界中で古くから親しまれてきた小説・童話などを選び、ファミリー向けアニメとするための脚色を加えてアニメ化している。

「フランダースの犬」以降は、動物が主人公のペットで出てくることが半ばパターン化している。「トム・ソーヤーの冒険」「私のあしながおじさん」「トラップ一家物語」以外の作品において登場している。このことに関しては後述。

初期

放映時期の初期である1970年代から人気番組で、日曜日宵の幼い子供のいる家庭の定番番組であった。

地上波シリーズの終焉とその後

しかし徐々に訪れた作風のマンネリ化を防ぐことができず、日本テレビが『投稿!特ホウ王国』を1994年5月に放送開始すると視聴率が低下し、さらに1995年以降のスポーツ中継の乱発、追い打ちをかけるようにTBSが1996年4月に『さんまのSUPERからくりTV』を放送開始すると次第に視聴率が低迷。

このため1997年3月に『家なき子レミ』の放送終了をもって『フランダースの犬』から続いた世界名作劇場の地上波シリーズは22年3か月の歴史に幕を閉じた。後番組は同じく日本アニメーション製作のテレビアニメ『中華一番!』で、その後もアニメ数作品が放送されたが、最終的にフジ日曜19時半のアニメ枠は消滅、また後に前時間帯である19時台のアニメ枠も消滅し現在は『熱血!平成教育学院』(ユースケサンタマリア司会)が1時間番組として放送されている。これによりフジのゴールデンタイムにおけるアニメ枠自体が消滅した形となっている。

BSフジでの放送

2002年、日アニ社は『少女コゼット(邦題)』の制作を発表した。この報道後数年間の沈黙の後、2007年、世界名作劇場として10年ぶりの新作となる第24作『レ・ミゼラブル 少女コゼット』がBSフジにて放送開始された。

2009年11月13日、『こんにちはアン』が千葉テレビにて放送開始され、独立系地方局ではあるが『家なき子レミ』以来12年ぶりの新作の地上波放送となった。

2010年1月17日から、韓国ドラマ『チング〜愛と友情の絆』が放送されることに伴い、19時のアニメ枠が廃止される。なお、新作が未発表なのか見当がつかないため、『こんにちはアン』で事実上、最終作と見なされている。BSフジでの復活から僅か3年であった。

初期 - 中断前

まずは本放送を行うフジテレビとその系列局が始めた。名作劇場の人気が全盛だった時期には、系列局において初期 - 中期の作品の再放送が一社提供で行われた例も多い。

本放送中断時期以後

約10年間新作が作られなくなった時期からフジテレビ以外の民放系列局・NHKBS2ほか様々なメディアで再放送されるようになった。

マーチャンダイジング

前述のように名作劇場には小動物が多いが、原作に存在しなくてもアニメオリジナルで登場させることが多い。これは小動物を商品化したものが売れるからである。嚆矢は『母をたずねて三千里』のアメデオである。日本アニメーション松土隆二は「うちもやっぱりマーチャン必要で、制作費の補填をしたい」と述べている、韓国台湾中国フィリピンなどの東南アジアヨーロッパ諸国・中東など世界各地で放送された。特に東南アジア地域では『名犬ラッシー』を除く全作品が放送されている。一方、アメリカ合衆国では『トム・ソーヤーの冒険』と『若草物語』の数話分しか紹介されておらず、イギリスでは『ピーターパンの冒険』しか放映されていない。

『ペリーヌ物語』はフランスの建物、街並み他の風景がフランス人から見ても明らかに現実とかけ離れていたため、フランスでは放送されなかった。また、『フランダースの犬』は舞台であるベルギーでは放送されなかった。

カルピスまんが劇場

  • 1969年 どろろ(第14話から『どろろと百鬼丸』に変更。)
    • ※『世界名作劇場』の該当作品ではないが、『カルピスまんが劇場』の冠が付いていた。
  • 1969年 - 1970年 ムーミン
  • 1971年 アンデルセン物語
  • 1972年 ムーミン(新)
  • 1973年 山ねずみロッキーチャック
  • 1974年 アルプスの少女ハイジ
    • ※以上、2作品はズイヨー映像時代の作品であるため、日本アニメーションの公式では『世界名作劇場』には含まれていない。
    • 「カルピスまんが劇場」の冠タイトル映像と音楽は第1話-第17話、第18話-第52話で2種類あったが現在ではフィルムの都合で視聴が不可能である
  • 1975年 フランダースの犬
    • 第1話-第26話までは「カルピスまんが劇場」として放送されていた。DVD等現在では、第27話以降の「カルピスこども劇場」日本アニメーション版オープニング映像に差し替えてある(第21話-第26話の一部の話数では、すでに日本アニメーション製作の「カルピスこども劇場」になっていた、これは下請けの撮影所などの関係によるものである)

カルピスこども劇場

以下が日本アニメーションの公式で『世界名作劇場』と呼ばれる作品。

  • 1975年 フランダースの犬
    • 初回放送時は第27話から「カルピスこども劇場」に変更されたが、現在では使用している映像の都合で全話「カルピスこども劇場」に統一されている。(第21話からすでに日本アニメーション製作に切り替わったが、ズイヨー映像製作素材も混じっており正確には第27話以降から完全移行している)
  • 1976年 母をたずねて三千里
  • 1977年 あらいぐまラスカル

ハウス食品世界名作劇場

ここからしばらくはハウス食品の一社提供。提供クレジットシーンには、主人公が映し出される様になる。提供コメントは「この番組は、楽しい家庭料理の世界を広げる、ハウス食品の提供でお送り致します(致しました)」

世界名作劇場

ハウス食品が1994年4月に『ブロードキャスター(現・情報7days ニュースキャスター)』(TBS系)へ番組提供(1分)すると同時にこの枠での一社提供体制が再び終了し、ハウス食品とNTTなどの複数社提供になる。主人公によるクレジットシーンや提供読み上げは廃止され、提供部分のアニメーションは提供用の描き下ろし映像に変わり、提供読みはフジテレビのアナウンサーが行う様になった。提供コメントは、「この番組は、知恵ある暮らしをデザインするハウス食品と、御覧の各社の提供でお送りします(しました)」

ハウス食品世界名作劇場(BSフジ)

10年ぶりのシリーズ再開。放送局はフジテレビ系BSデジタル放送局のBSフジに移った。チャンネルは異なるが、放送時間は過去のシリーズ同様日曜19時30分、放送期間も過去と同じ1月から12月までの放送スタイルである。ハイビジョン制作。2007年はハウス食品などの複数社提供(バンダイインデックスミュージックなど)だったが、2008年はハウス食品の一社提供となっている。だが実際には他のCMも流れている。再放送枠では、スポンサーなど放送内容は全く同じだが冠から「ハウス食品」の文字が外されている。

世界名作劇場(BSフジ)

2008年12月で一度中断した後、2009年4月からスタートした世界名作劇場・第26作品目は、ハウス食品の単独スポンサーではなくセコムも参加している。BSフジの再放送枠では、ハウス食品一社提供だが冠にはハウス食品の文字はない。「レ・ミゼラブル 少女コゼット」「ポルフィの長い旅」は、BIGLOBEも協賛していてインターネットで新作2週間分までは無料配信されていたが「こんにちは アン 〜Before Green Gables」では協賛しておらず無料でインターネットで視聴する事ができない。

備考・補足

  • 原則として作品は1月に始まり同年12月に終わるが、『名犬ラッシー』は1月から同年8月、『家なき子レミ』は9月から翌年3月終了、『こんにちは、アン』は4月放送開始という変則的な開始もある。
  • 放送枠・放映局(毎日放送製作・TBS系列局)が違う『愛の学校クオレ物語』は名作劇場ではないが、カルピス劇場に分類されている。ただし、放送当時フジ系・TBS系のクロスネット局だった福島テレビでは両方とも放送されている。
  • 世界名作劇場シリーズの主人公の中でも、セカンドネームが設定されていないのは、『ロミオと青い空』のロミオと『レ・ミゼラブル 少女コゼット』のコゼットのみである。

参考文献

  • 『名作アニメもうひとつの物語 ムーミン、ラスカルほか全24作品の素顔』世界名作親子の会著 ワニブックス ISBN 978-4-8470-1195-5 (4-8470-1195-3)
  • 松本正司 『20世紀テレビ読本 世界名作劇場大全』 同文書院、1999年。ISBN 978-4-8103-7581-7 (4-8103-7581-1)
  • 世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編 ISBN 4775306804
  • 世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編(2009年冬頃発売予定)

世界名作劇場』に 関連する人気アイテム

世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編

世界名作劇場に関する書籍はたくさんありますが、このシリーズはまさに真打といってもいいのではないでしょうか。 各名作シリーズの舞台となる年代、登場人物の相関図、設定資料集、当時のコラムや出来事、作者に関することまで1つのシリーズにこれほどページ数を裂いている本はないのではないでしょうか。 こちらはアメリカ&ワールド編で、ヨーロッパが舞台のヨーロッパ編は今冬発売予定だそうです。 世界名作劇場ファンはもちろん、世界名作劇場ファンではない人も手にとって価値ある本だと思います。

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私のあしながおじさん

『私の』あしながおじさん。

(参考になった人 4/4 人)

世界名作劇場ver.の「あしながおじさん」が楽しめるので、この本を買いましたが、アニメを見ていたころの感動がまたよみがえりました☆個人的に原作は日記帳なので、そこでは味わえなかった『会話』が楽しめるのも魅力です。

私が好きな所は物語の終盤で、ジュディが卒業式に自分の生い立ちについて話すところです。アニメ同様、見ながら涙してしまいました。 OPとEDを収録したCDがついているのも嬉しいですね。 思い出しながら聞いてみてください。余談ですが、歌詞も好きです♪

元気なジュディ!

(参考になった人 0/0 人)

卒業式でジュディが答辞をよむ、その台詞が大好きでそれを身に刷り込みたいがために買ったようなものでした。そこは本当に期待通りだったのです。ただ、始めから読み通すと会話が中心であるがために、どうしても人物の表情や動作の描写が欠けているように感じられてしまいました。アニメを見ていたのでそこの所はカバーできたけれど、それでも「これは誰の台詞だろう?

」と戸惑う部分があったのは事実で、読み物とするとちょっと弱いかもしれません。アニメーションが母体ですからそういうものなのかもしれませんけどね。 でも、また卒業式の台詞、ジュリアやサリーとの友情、ジャービスとの恋の場面が思い出されて読み返したくなるのだと思う。読後、幸せな気持ちになれる本です。

ライモンダ RYMONDA 新国立劇場バレエ団オフィシャルDVD BOOKS

本も画像も内容もすばらしいです。

(参考になった人 5/9 人)

4:3ですが、画像は大変きれいでした。 内容も新国立劇場の品のよいライモンダ全編、そしておまけ映像も、舞台裏紹介、衣装さんなどの紹介、ザハロワのインタビューもあって、本の写真も多くきれいです。バレエファンには、まっていましたといえる新国立劇場のよい舞台を商品化してくださいました。 ブルレイ版もあればそちらを購入したのですが、DVDだからこのお値段なのでしょう。

ザハロワのソロがたっぷり見られる!

(参考になった人 4/6 人)

『ライモンダ』の全幕のDVDはあまりなくて、あっても古かったりするので、これが出たときには思わず買ってしまいました。 主役の女性ダンサーがソロで踊る場面が多い演目なので、ザハロワの踊りがたくさん見られて満足しています。 特にピチカートのバリエーションはかわいい踊りのためか、発表会では小学生くらいの女の子がピョコピョコ踊っているのしか見たことがなかったので、こんなにすばらしい振り付けの踊りなんだと感動してしまいました。

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毎週日曜日19時30分からフジテレビ系にて放映されていた、世界の名作文学を題材にしたアニメーションシリーズ*1

日本アニメーションの公式的な見解としては、1975年フランダースの犬以降の作品が世界名作劇場の作品であるとされている。

ただ、視聴者側からの感覚としては、虫プロムーミンや、ズイヨー映像が製作した山ねずみロッキーチャックアルプスの少女ハイジから、連綿として続くシリーズである、という意識も強い。

なお、「世界名作劇場」というシリーズ名は1979年赤毛のアンに始まるものである。

2007年放送局BSフジ(毎週日曜日19時30分)に移して復活した。

作品リスト(世界名作劇場以前も含む)

カルピスまんが劇場

カルピスこども劇場

カルピス名作劇場

世界名作劇場

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