■ 『ブタ』の解説
ブタ(豚、学名 Sus scrofa domesticus、英名 pig)とは、哺乳網ウシ目(偶蹄目)イノシシ科の動物で、イノシシ(Sus scrofa)を家畜化したものである。ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギといった家畜は原種が絶滅、またはかなり減少してしまっているが、ブタは、原種であるイノシシが絶滅せず生息数も多いまま現存しているという点が特徴的である。免疫力が強く、抵抗性だけでなく環境への適応性にも富んでいるため飼育は容易。豚肉や脂肪を食用とするために世界中で飼育されている。家畜としてブタを飼育することを養豚といい、仕事としての養豚を養豚業、また養豚業に従事する人々のことを養豚業者という。
民話、西遊記等の古典小説、寓話・童話、アニメーション等に、擬人化されたキャラクターとしてよく登場する。
中東
イノシシの家畜化は8,000年以上前からユーラシア大陸の東西で行われ、各地で独立に家畜の豚が誕生したと考えられている。今はイスラム圏となった古代オリエントや古代エジプトでも豚を食用としていた。古代エジプトでは豚を飼う民は賎民とされていたことが、エジプトを脱出した古代イスラエル人と、その宗教を受け継いだユダヤ人のユダヤ教カシュルート、およびユダヤ教の影響を受けて誕生したイスラム教において、豚は不浄とされ、豚肉の肉食が食のタブーとなった原因とする説がある。
ヨーロッパ
古代ローマ人も豚を食べなかったわけではないが、豚の飼育が発達したのは北方森林地帯のゲルマン人やケルト人の食文化においてだった。日照時間が短く寒冷で、しかも土壌のやせたヨーロッパでは、穀物の生産性が低いため、秋になるとナラ(オーク)の森に豚を放してドングリを食べさせて太らせ、それを殺して食塩と硝石で処理して主要な保存食にしたのである。後にアメリカ大陸からジャガイモやトウモロコシがもたらされると、土地あたりの収穫量が多いそれらが飼料として利用されることになる。ドイツやスペイン、イタリアなどのハムやベーコン、ソーセージはこういった伝統を受け継ぐ。
アジア
東アジアでも中国の新石器時代から豚は家畜化されていた。中国南部を発祥地とするオーストロネシア語族は南太平洋にまで豚を連れて行く。満州人の先祖である勿吉人、靺褐人は寒冷な満州の森林地帯に住んでいるので、豚を盛んに飼育し、極寒時には豚の脂肪を体に塗って寒さを防いでいた。豚は中国でもよく食べられ、中華料理のメイン・メニューとなっている。中国語で単に肉といえば豚肉を指すほどで、牛肉はそれほど好まれなかった(ウシは農耕用に使われ、その廃牛を利用するのが、中国における牛肉であったため、食用としては硬すぎたり筋張ったりして不適であった)。
日本
日本でも弥生時代にはすでに豚の食用が始まっており骨も遺跡から出土している(ただし、野生のイノシシを捕らえたものか飼育されていた豚かはよくわかっていない)。「ブタ」という言葉の起源も分かっていない。古墳時代の遺跡からも豚の骨は出土している。『日本書紀』、『万葉集』(萬葉集)、『古事記』に猪飼、猪甘、猪養という言葉があり中国では猪は豚の意味であり豚が飼われていた。奈良時代に仏教が国教化したことによって、豚の飼育も途絶えてしまった。ただイノシシが採れる山間部では猪肉がぼたん鍋と称してわずかに食べられることもあった。
沖縄県では、古来からブタの飼育や食用とすることが行われており、1385年に渡来したという黒豚のアーグ(アグーとも。島豚、シマウヮー)が有名で、現在の沖縄料理では最も重要な食材となっている。しかし17世紀以前は牛肉がその座を占めていたが、羽地朝秀の改革によりウシの食用が禁止され、その後冊封使節団を接待するため王府によりブタの大量生産が奨励されたことなども相まって、牛肉に代わる存在となっていった。
長崎においても、鎖国中の唯一の外交窓口であることから、駐在する中国人の食用として豚が飼育されていた。一部は日本人の食用としても供給され、司馬江漢がこれを食べた記録がある。ただし多くの日本人にとっては忌み嫌われ、中国人の豚好きを揶揄した「楊貴妃は きれいな顔で 豚を食い」という川柳がある。
また、薩摩地方でも豚を飼って食べており、佐藤信淵著『経済要録』(1827年)には薩摩藩江戸邸で豚を飼って豚肉を売っていたと記録されている。江戸幕府最後の征夷大将軍徳川慶喜は父徳川斉昭が島津斉彬から豚肉を送られていた(1845年5月2日(6月6日)の書簡)ためか、豚肉を好んで食べたので豚一様(豚好きの一橋様)と呼ばれた。新選組も西本願寺駐屯時に松本良順のすすめで神戸から子豚を持ち込み養豚していた。解体は木屋町の医者南部精一の弟子に頼んでいた。
明治維新以後、豚も再び飼われるようになった。特に関東大震災後に関東地方で養豚ブームとなり供給量が増え安価になった。なお島豚は1902年にバークシャー種、ハンプシャー種が入り純粋種はなくなったが名護市や奄美大島などで復元されている。
品種
主な品種(breeds)に大ヨークシャー種、高座豚に代表される中ヨークシャー種、ランドレース種、デュロック種、黒豚に代表されるバークシャー種、ハンプシャー種などがある。近年では、これらの品種の二つか三つ(三元交配)を掛け合わて肉豚を生産することが多い、肉質の良い品種、子豚を多く生む品種を使いハイブリッド豚も作られている。黒豚は肉が特に美味だとされるが、小柄で肥育に日数を要するので、純粋な黒豚を肉用に肥育することは少ない。なお、日本においては「黒豚」と表示して販売できるのはバークシャー純粋種のみとされている。
ブタとイノシシは生物分類学上同じ種(species)である。実際相互に交配可能であり、生まれてくる仔はイノブタといわれる。
ブタの品種については、養豚#品種の項を参照。
野生ブタ(野ブタ)
ブタが豚舎等から逃げ出し野生化すると、全身に剛毛が生え、牙が伸び(正確には家畜のブタも牙が生えるが、安全のために切っている)、先祖返りしてイノシシ化することがある。イノシシの牙と異なりブタの牙は曲がっているため、これで区別をつける。ブタは西欧諸国により植民地化された大洋に散在する離島に食料として狩るために放され、ハワイなどでも見かけることがある。外来種としてその島の環境を破壊する上に、繁殖力が強く、一部は島民に狩られるも減る気配もなく、世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。また、イノシシとの混血をイノブタと呼ぶ。
ブランド豚
ブランド豚には明確で客観的な品質評価基準がないので、銘柄豚(ブランド豚)だからと言って全てが良い豚肉であるとは限らない。現在のブランド豚全頭が均一にいい豚肉になることはなく、肉質が普通の豚より落ちるものもある。
これは①品種②「飼料」③「飼育方法」・「環境」にこだわって、肉質・脂質や味は二の次になる銘柄豚もあるからである。
豚肉は工業製品ではないので、全部が全部、均一に良いということはありえない。さらに言えば、1頭の豚の右半身と左半身でも全く肉のつき方や肉質の異なることさえある。また、1頭1頭で脂のしまりかた、熟成の期間も違う。
したがって、現在のブランド豚を買ってもすべてが消費する段階で良いというわけではない。
そもそも、ブランド豚とは①品種②「飼料」③「飼育方法」・「環境」などにこだわったものであるが、全ての商品の肉質等級や味が均一であるとは保障していない。また、消費者に届く段階まで1頭1頭ごとの熟成の管理はされていないことがある。
- かごしま黒豚 - 戦国時代から現在に伝わる伝統の豚肉。西郷隆盛がこよなく愛したと言われる。
- 高座豚
- TOKYO X(トーキョーエックス) - 牛肉同様に霜降りになることが特徴。ブタは赤身に脂肪のサシが入りにくいとされてきた。
- イベリコ豚
- 茶美豚(チャーミートン)
- 白金豚(はっきんとん)
- 梅山豚(めいしゃんとん)
- 平牧三元豚 - ランドレース種とデュロック種を掛け合わせ、それとバークシャー種を掛け合わせた三元交配豚。山形の特産品。
- 今帰仁アグー(ナキジンアグー) - 沖縄県今帰仁村産。琉球在来豚アグーともう一つの在来種の掛け合わせ
- 桃豚 - 秋田の特産品
- 杜仲豚(とちゅうとん) - 秋田県大仙市の特産品
- 幻霜ポーク(げんそうぽーく) - 広島県産。ランドレース種と大ヨークシャー種とデュロック種を掛け合わせた。
- 元気豚(げんきぶた) 千葉県多古町の特産品-チバザポーク銘柄豚の1つ
- ローズポーク 茨城県が全国に先駆けて系統造成し昭和54年に認定されたランドレース種系統豚「ローズL」を使ってできた銘柄豚。さらに大ヨークシャー種、デュロック種の系統豚を掛け合わせて生産している。
- シルクポーク - 秋田市平鹿郡の特産品
ミニブタ
ベトナムに生息していた小型のブタをヨーロッパで改良した小型のブタはミニブタとして愛玩動物とされる。おおむね100キログラム以下のブタの種類をミニブタといい、この種のブタにはもともと家畜として飼われていたブタの小型のもの(中国南部、東南アジアのものが多い)と交雑によって作られた種類とがある。交雑種は主に実験動物用に開発されたものである。アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、日本などでペットとして飼われているミニブタは、ほとんどがベトナムを起源とし、ヨーロッパ→アメリカ→日本に移入された「ポットベリーピッグ」であり、ドイツで開発された「ゲッティンゲン」の血を引くものと思われるものもある。実験動物としてのミニブタは、世界各地で開発され現在数十種あると思われ、そのほとんどがポットベリーと他の小型種や経済豚との交雑によって得られている。
なお、ポットベリーPIGまたは、ポットベリーSWINEと言う場合、ベトナム在来種の1種の育種を表している場合と、ベトナムおよびシナイ半島に生育した太鼓腹形状の小型在来種のグループ全体を表す場合がある。ポットベリーと呼ばれるベトナム近郊の小型太鼓腹形状在来種は、現地調査によれば、約14種ほど、発見されている。なお、いわゆる日本に輸入された、Keith Conell系統やKeith Leavitt系統の交雑種が、これらベトナム古来在来小型太鼓腹グループである意味のポットベリーのどの品種の交雑種(育種)なのかは、今のところ詳しく判明していない。
ミニブタの餌
実験用ミニブタ専用のものがある。ペット専用のものは、国内では、販売されていない。経済豚の肥育豚のえさは「6か月で効率的に成長させるもの」であり、繁殖豚のえさは「効率的に子豚を生産する」ためのものである。15年程度健康に飼育するペットのミニブタのえさとは基本的発想が異なる。ミニブタは実験動物として飼育されるところから、健康的でなくてはならないため、いたずらに肥育させないよう考慮し、動物実験に適したえさが開発されている。日本では飼料メーカー数社が生産している。ペットショップなどでしばしばドッグフードで飼えると説明するところが見られるが、ドッグフードは元々肉食動物である犬に適するように開発されたものであり、ペットのミニブタにとっては「高タンパク」「高脂肪」「高炭水化物」「低食物繊維」であり適さない。ドッグフードを長期にわたって与え続ければ、人間の生活習慣病のような病気を発症する恐れがある。特に、元々肥満系であるポットベリー種のミニブタでは循環器、脚の関節への影響は甚大である。実験動物のような閉鎖的環境で飼わないペットブタは、フード以外にも野菜や果物などを適宜与えることが望ましい。
ポットベリーのペットとしての歴史
アメリカを主としてミニブタがペットとして愛玩されている。そのほとんどは「ポットベリード・ピッグ」(Potbellied Pig、日本語で言えば『太鼓腹のブタ』)と呼ばれる小型のブタである。この種のブタは、1950年フランス人がベトナムからヨーロッパに運び、動物園で初めて展示された。そして、その子孫の18頭が1985年、カナダ人のキース・コネル(Keith Conell)によりカナダに輸入されてからこれらの子孫がアメリカ合衆国に輸入された(これらの子孫はコネル系統と言われる)。その後数年間にわたって若干の他のポットベリーのグループが、中国・イギリス・スウェーデン・ドイツから輸入された。その中でキース・リーヴィット(Keith Leavitt)の輸入したグループはリー(Lea)系統と言われ、この2系統が今日アメリカにおいて血統が証明される2大系統である。コネル系統は鼻が短くパブ顔をしており、リー系統は鼻がやや長かったと言われている。
日本のペットのミニブタは10数年前にアメリカから輸入されたもので、その体型から見るとコネル系統とリー系統及びその交雑種と思われるだけでなく、いずれにも似ていない個体も散見される。中にはゲッティンゲン(ドイツ・ゲッティンゲン大学で創出された実験用小型ブタ)と称して販売されているミニブタも存在するが、血統書もなく真偽は不明である。
ミニブタの所轄官庁
ミニブタの所轄官庁はあいまいであり、農林水産省の広報によると「法定伝染病にかかれば農林水産省の管轄になりますが、正直な所、豚をペットで飼うことは考えられなかった」という。なお、愛玩鶏の飼育・繁殖については「養鶏」の扱いになるが、ミニブタの飼育については官公庁によってあいまいである。また、都道府県においても和歌山県畜産課が、県内畜産統計で家畜とした例があるが、これも自治体によって扱いは異なる。
ブタを含むことわざ・慣用句
- 「豚に真珠」 - 価値のわからない者に貴重なものを与えても意味がない、という意味。聖書・マタイによる福音書7章6が言葉の由来。
- 「豚は太らせてから食え」
- 英語で「When pigs fly(ブタが空を飛んだら)」は、「ありえない」という意味で使われる。
- 「猪(しし)食った報い」 - 悪いことをした報い。中世日本で禁忌とされた肉食を悪事になぞらえている
- 「豚を盗んで骨を施す」 - 大きな悪事の償いに小さな善行をすること。
- 「遼東の豕」 - 世間ではありふれていることを知らずに自分一人で得意になること。遼東では白頭の豚が珍しかったことから。
- 「ブタもおだてりゃ木に登る」 - おだてられて調子にのっている人間を揶揄する言葉。ヤッターマンではよく発言する。
豚を主人公またはモチーフにした作品
- 『オリビア』 イアン・ファルコナー原作の絵本
- 『紅の豚』 スタジオジブリのアニメーション映画(1992年)
- 『サム・ピッグ』 アリソン・アトリー原作の絵本
- 『三匹の子豚』 童話
- 『シャーロットのおくりもの』
- 『動物農場』 ジョージ・オーウェルの小説(1945年)。ソ連首脳をブタになぞらえる。
- 『とんでぶーりん』 池田多恵子原作の漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ(1994年)
- 『はれときどきぶた』
- 『プータン』 わだよしおみ・文、ならさかともこ・絵による絵本
- 『ぶた』 ユリア・ヴォリ原作の絵本
- 『ぶた ふたたび』 ユリア・ヴォリ原作の絵本
- 『ブタがいた教室』前田哲監督の実話を元にした映画(2008年)
- 『ぶたぶたくんのおかいもの』 土方久功原作の絵本
- 『ブッタとシッタカブッタ』 小泉吉宏原作の漫画
- 『プーヤン』 アーケードゲーム(1982年)
- 『フランドン農学校の豚』 宮沢賢治の童話
- 『フンガくん』 国松エリカ原作の絵本
- 『ベイブ』 映画(1995年)。続編は『ベイブ/都会へ行く』(1998年)
- 『ペネロピ』映画(2006年)ブタの耳と鼻をもった女性が主人公。
- 『SONICMANIA』 tvk(2008年-) 本物のミニブタがメインMCを務める音楽情報番組。
備考
- ガツガツと食事を取る人物を指して「ブタのように食べる」、散らかり汚い部屋を「豚小屋」などと形容することがあるが、実際にはブタは非常にきれい好きで、ガツガツと食物を散らかして食べたり、飼育小屋を汚したりすることはない。ブタは知能が高く、清潔を好む生物(知能に関してはイヌに匹敵するともいわれており、教え込めば芸も覚える)であり、これはブタの容貌から来る偏見である。
- 浮気性、淫乱な女性であるとして罵倒の意味で「メスブタ」と形容することがある。
- 臓器のサイズが人間のそれと近いため、現在、異種間移植の臓器提供用動物として、研究が続けられている。
- 土中の虫や植物の根や球根を掘り返して食べるため、他の家畜と違って硬い鼻先と強大な背筋を備えており、木製の柵では横木を鼻先で押し上げて壊してしまう。ブタの飼養の歴史は、柵を壊すブタと修理する人間の戦いの歴史だったとも言える。オスの牙も強い背筋を生かせるよう上向きに生えており、人間のような丈の高い動物を敵と認識すると、突進して鼻先を股ぐらに突っ込み、頭部を持ち上げながら強くひねる。この行動を「しゃくり」といい、まともにしゃくられると大人でも数メートル飛ばされ、腿の内側の静脈を切って大出血することがある。日本で小規模養豚が多かった時代には、年に数人はこれによる死者が出ていた。
- 韓国では、縁起のよい動物とされている。漢字の「豚」を韓国語読みした「トン(돈)」が、「お金」を意味する韓国語と綴りが同じためである。豚型の貯金箱に人気があり、また豚の夢を見るとお金がたまるといわれ、宝くじを買ったりする。ちなみに韓国語で「豚」は「テジ(돼지)」といい、イノシシは「メッテジ(멧돼지)」というが、日本でいう亥年は韓国では「豚年」である。(そもそも日本を除く東アジア漢字文化圏では、原則として亥年は「豚年」である。)
- 中国語では、「ブタ」は「猪(=簡体字)/豬(=繁体字)」と表記される。西遊記に登場する猪八戒はブタに天蓬元帥の魂が宿った神仙で、「猪(豬)」は「朱」(中国ではよくある姓)と音が通じるためにこの名にされたが、明代に皇帝の姓が「朱」であったため、避諱によりもとの意の通り「猪(豬)」を用い、猪八戒となった。
- 高級食材で知られるトリュフを掘り起こすのに、かつてはメスブタが使われていた。トリュフにはオスブタの持つフェロモンと同じ成分が含まれており、トリュフの匂いを嗅ぎつけ興奮したメスブタが掘り返すのである。しかし、メスブタがトリュフを食べてしまうことも多いため、最近ではイヌを用いるようになってきた。
- ユダヤ教・イスラム教では、ブタは人間がイノシシとネズミを合わせて作り出した不浄な動物であると見なし、食用を禁じている。(実用上の理由としては、過去豚肉を食べて食中毒になる人が多かったからという説がある)ただし補給の都合上、イスラエル軍やイスラム国家の軍でも、糧食として用いられる例があるが、その際は豚肉のみの専門の食器を使い、食事が終わった後は全て破棄している。
- オセアニアではブタの牙を切らずに飼っている例が多い。牙が伸び、湾曲して円形になったものは、アクセサリーや貨幣として用いられることもある。
- ブタの貯金箱は、"Pygg" という種類の粘土があったため、陶器職人が "Pig" とのしゃれで作った。
- おいちょかぶでは、「0」のことを「ブタ」と呼ぶ。
- ポーカー等では、役が全くないクズ手のことを「ブタ」と呼ぶ。
- 豚で使えないのは「鳴き声だけ!」と言われるほど、豚は全てが使える経済動物。アメリカの砂漠地帯では蛇除けのために豚を飼っている家もある。
- 荷物がたくさん入った鞄を俗に「ブタカバン」という。
- 一般的に食用にされているブタの体脂肪率は14~18%で、ヒトで言うと痩せの部類である。
- 豚の体の大半は筋肉であって、脂肪ではない。
- ブタの鳴き声は「ブーブー」もしくは「ブヒブヒ」、英語では「OINK」(オインク)と表記される。
- ブタを数える際の単位は、頭または匹と、かなりあいまいである。同じ新聞で、ブタに関することで発行された記事においてでも、頭表現した例と、匹表現した例がある。
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普通に読んで、面白かったです。差別についての記述も普通に出てきます。 著者自身の目線が普通というか自然体で、そこが凄いと思います。 仕事への思いは普遍性を感じます。普通な感じが普通に凄い。 読み終えて、結構気負って読み始めた自分の気負いが反省されました。 |
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Nikon LF-1 レンズ裏ぶた | ||
ホコリや傷からガードするための必需品(参考になった人 2/2 人)
ただのキャップと取られがちですが、滑り止めの凹凸もよく、片手でも締めることができるので細かな配慮とあいまって重宝しています。 ただし、収納時には多少力を入れて閉めておかないと外れてしまい、ふちでレンズ後玉を傷つける可能性も残ります。 単品の日本製とタイ製ニッコールレンズに付属するタイ製がありますが、 表裏両方のデザインが若干違うのみで性能は同じです。 |
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ぼくは猟師になった | ||
「狩猟をしているとき、僕は自分が自然によって生かされていると素直に実感できます。」(参考になった人 2/2 人)
作者の千松君は「恵まれているなあ」というのが率直な感想でした。 それはつまり、祖父母や父母の豊かな愛情を受けて育ったということ。 すばらしい才能と人間性をもつ師匠と友人に出会えた、ということ。 それに、自分の天職を自分の力で見つけられた、ということ。 今の30代で、自分の仕事に誇りをもち、それを人に勧められる人間がどのくらいいるか、正直心もとないのではないか。 この本では千松君が自分の人生を、そりゃ紆余曲折、失敗もあったけど、自分の力で開いていく様が、すごく心地よかった。 何よりも、自分で開いた道なので、狩猟生活について自分で責任を負っていて、 他人に対して「狩猟生活が一番」というような押しつけ感が全くないのがよかった。 だから他人がこの本と同じ生活をそのまま真似ようとしても無理だろう。 この本の肝は、何というか、謙虚さというか、自分と周りとの関係を素直に聞き入れる姿勢ではないだろうか。 最近、自分で道を切り開く努力が足りないのに「自分は頑張っているのに社会や他人が受け入れてくれない」と逃げ口上を言い、 そのくせ、安直にマニュアル本に感化される風潮に、嫌悪を感じる。 千松君と人間関係や生活環境が全然違うのに、同調して「自然のなかでの生活が一番」と言うのも、一種の社会逃避にすぎない。 そうではなくて、自分の今の生活のなかで「自分が生かされている」と知り、 自分を生かしてくれている身近な人や物の存在を知ることが大切だと、この本から教えられたような気がする。 |
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