■ 『スペシャルグレード』の解説
スペシャルグレードは競艇の競走格付け(グレード)の中で、最高峰のクラスに位置する競走のことをいう。通称SG(エスジー)。
解説
現在SGは全部で9つあり、原則としてそれぞれ各競艇場の持ち回りで開催される。開催期間は全SG共通で6日間であるが、賞金王決定戦のみ4日間と異なる。また、賞金王決定戦競走(賞金王決定戦および賞金王シリーズ戦が同時開催される競走)は住之江競艇場で行われていることが非常に多い(なお、逆にその他のSGは最近では住之江での開催はほとんど無い)。
開催日程・開催競艇場等は毎年、梅雨時の定例常任委員会で決定される。
開催日程はその週の火曜日から開幕して水曜日・木曜日そして金曜日までの4日間が予選・土曜日が準優勝戦そして日曜日が優勝戦の順になる事が多いが、時々変則開催になる事がある。これは曜日の内容によって若干の変化がある(祝日が含まれる場合がある事を考慮した)。
各SGではその年の何回目のSGかを示すクレジットを被せている。2004年度までは例えばグランドチャンピオン決定戦競走の場合は「(西暦) 3rd SG グランドチャンピオン決定戦競走」となっていた。ただし賞金王決定戦競走のみ「(西暦) FINAL SG 賞金王決定戦競走」とクレジットされていた。2005年度からは「SG(西暦)シリーズ第○戦」(前述のグランドチャンピオン決定戦競走ならば、「SG(西暦)シリーズ第3戦 グランドチャンピオン決定戦競走」)となり、賞金王決定戦競走に限っては「SG(西暦)シリーズ最終戦」となる。
更に第○回の数字が5で割り切れる数字になった場合にはその大会は記念大会として行なわれる。
ほとんどの年はSG勝者がバラバラになるため、同年に複数のSGを制覇するのはトップレーサーさえも至難の技と言える。特にSG連覇達成やそのSG競走での2連覇以降はその上を行く難しさである。
SG競走の場外発売は開催競艇場以外の競艇場・ボートピアのほとんどで発売される。
SG競走一覧
- ※総理大臣杯・オーシャンカップ・競艇王チャレンジカップ・賞金王決定戦・賞金王シリーズ戦はA1級でなくても出場可能。
- ※総理大臣杯・競艇王チャレンジカップ・賞金王決定戦・賞金王シリーズ戦は出走回数の制限なし。
- ※賞金王決定戦はスタート事故による斡旋辞退期間でも出場可能。
- ※賞金王決定戦の優勝賞金1億円はギネスブック公認。
- ※2010年度(2010年4月)より総理大臣杯・オーシャンカップは出場資格一部改定 参照URL(オフィシャルwebより)http://www.kyotei.or.jp/infomation/topics/201002/25_002.html
競艇SGブランク優勝
此処に書いてある通りに此処ではSG制覇したその大会から次のSG制覇するその大会までの期間が長い言えばSGブランク年数・トップ10を紹介。太文字選手は引退した選手(2007年の賞金王決定戦競走時点)。
ナイター開催
2002年の第48回モーターボート記念競走より、オーシャンカップ競走およびモーターボート記念競走はナイター競走として開催されている。2010年は前記に加え、全日本選手権競走についてもナイター競走として実施される予定である。詳細については各競走ページを参照すること。
キャッチフレーズ
一部のSGでは、ファンの目を引くキャッチフレーズが設定され、開催直前から全国の競艇場・ボートピアなどにポスターが大きく掲示されている。歴代のキャッチフレーズはSG・全国発売G1のキャッチフレーズを参照。
連続SG大会覇者
- SG競走の王者として次のSGに出場し又、SGタイトルを取る事をSG連覇と言うが同偉業はトップレーサーすら至難の技(何と言っても持ち回り開催をしている関係でその水面に慣れる事が重要視)。ここではそのSG連覇を達成した選手を紹介する。先ずは連続SG覇者一覧表から。連続SG覇者とはその名の通り前のSG覇者が次のSGも続けて取る事。
SG大会・連覇達成者
- 次に紹介するのは同大会・連覇一覧表。その名の通り前回王者として参加してディフェンディングチャンピオンの意地で続けて取る事。
賞金王決定戦以外のSGの場合
- 賞金王決定戦を除いた全てのSG(総理大臣杯競走・笹川賞競走・グランドチャンピオン決定戦競走・オーシャンカップ競走・モーターボート記念競走・全日本選手権競走・競艇王チャレンジカップ競走・賞金王シリーズ戦の8競走)は6日間で構成される。
- 開催初日から4日目までは予選を実施する。予選終了時で平均獲得ポイント上位18名が準優勝戦に進める。なお、競走初日の最終競走の第12レースでは優秀選手による「ドリーム戦」として開催される(なお、笹川賞競走の同競走はファン投票のトップ6で競われる→1号艇はファン投票1位以降2位は2号艇・3位は3号艇・4位は4号艇・5位は5号艇そして6位は6号艇の枠順となる)。
- 開催5日目は、賞金王シリーズ戦以外のSGは第10競走から第12競走までの3つの競走に、賞金王シリーズ戦は第8競走から第10競走までの3つの競走に準優勝戦を実施する。ここからはたった1つしかない優勝枠を懸けたトーナメント方式のノックアウトサバイバルレース。この準優勝戦では上位2着までに入ると翌日の優勝戦に進める。
- 賞金王シリーズ戦以外のSGは開催最終日の最終競走である第12競走に、賞金王シリーズ戦は開催最終日の第10競走に優勝戦を実施する。優勝戦は準優勝戦3競走における、各競走の上位2名ずつの合計6名による一発勝負となる(優勝戦の艇全体は各枠の色に塗られている)。単純明快で真っ先に1800Mを駆け抜けた者がその大会の優勝者となり年末の賞金王への切符を当確させる。
賞金王決定戦の場合
- 開催日程はこの競走だけ4日間の短期決戦で構成される。
- 開催初日から3日目まではトライアルを実施する。トライアル終了時点におけるポイント上位6名が優勝戦(賞金王決定戦)に進める。なお下位6名は順位決定戦に回る。
- 開催最終日の第11競走に順位決定戦を、最終競走である第12競走に賞金王決定戦を実施する。
- 尚、この賞金王決定戦のファイナリストと成った6人は次年の同レースと競艇王チャレンジカップを除いた全てのSGレースに出場が可能と成る(2006年の第21回大会から)。其れまでは出場全選手が出場可能と成っていた(2005年の第20回記念大会まで)。よって翌年のSG戦線に向けての大きな6枚の切符を争う戦いも見物になる。
- この大会はトライアル・順位決定戦・賞金王決定戦の合計8レース・全てが6色艇で争う(特に頂上決戦はGPの文字が付く)。
表彰式
全てのSGにおいて開催最終日の優勝戦終了後に表彰式がある。 日本モーターボート競走会会長から優勝カップが(全日本選手権競走の場合にはダービーブレザー、賞金王決定戦競走の場合には黄金に輝くヘルメット)、そして開催主催者である地方自治体の代表者から小切手が贈られ、報道用の写真撮影後に優勝選手インタビューがある。最後に、今回SGを開催した競艇場のマスコットから次回SGを開催する競艇場のマスコットにSGリレートロフィーによる引継式を優勝選手が立会人となって行い、その後に優勝選手が退場となる。尚、賞金王の場合は最後のSG競走の為にSGリレートロフィーによる引継式は行なわずに表彰式を行なう。
競艇場ごとのSG開催回数
※2009年・シリーズ最終戦 賞金王決定戦競走時
※笹川賞には前身の全国地区対抗を含む
※太数字は今回開催されるSG競走
※斜数字はそのSG競走が最多開催又は同タイされている競艇場