■ 『やくみつる』の解説
やくみつる(Mitsuru Yaku、1959年3月12日- )は、日本の漫画家・タレント・スポーツライター。東京都世田谷区桜新町出身。桐蔭学園中学校、同校高等学校男子部、早稲田大学商学部卒業。学位は商学士(早稲田大学)。本名は畠山 秀樹(はたけやま ひでき)。現在漫画家だけではなく、テレビ番組のコメンテーターなどのタレント活動もしている。野球4コマ漫画などの一部作品でははた山 ハッチ( - やま - 、Hatch Hatayama)名義で執筆する事がある。妻はアシスタントの畠山利奈子(やく利奈子)。
なお、「やくみつる」の名は麻雀の「役満」からもじったと言われている。役職として日本昆虫協会理事。元日本相撲協会外部委員。その他、表彰歴として東京消防庁消防総監感謝状受領歴がある。
経歴
1959年(昭和34年)東京都世田谷区に生まれる。小学生時代は「怪獣博士」「昆虫博士」と呼ばれ、怪獣や昆虫を絵に描くのが得意であった。
中学から桐蔭学園に進む。中学時代は相撲に熱中。この時によく描いた「力士の似顔絵」が、後に漫画家になる際に役にたったという。朝青龍が3場所連続休場後に出場した2009年初場所では、場所前に「朝青龍は、相撲そのものに執着がないから、1勝2敗で3日目に引退する」と予測していたが、朝青龍は14勝1敗で優勝した。朝青龍が2010年初場所後に泥酔暴行問題で引退後に「ゴーイングマイウェイな姿勢が嫌いであった」とも語っている。
漫画についての姿勢
やくは漫画家であるにも関わらず「漫画嫌い」で知られる。著書「小言主義」に収録したエッセイでは、「同人誌系がすべてがそうではないだろう」としながらも「仲間内で楽しめばいいと言う感覚をひきずったままプロになる(中略)ため、人に読んでもらうということに対しての自覚が皆無に等しい」「ネタについてのとらえ方も、独善的であいまいだ」「こういう輩が跋扈する限り、業界はますますヒドくなるだろう」と、同人作家からプロの漫画家へとなった人間に対して批判的な態度を示している。反面、「自分たちの世界で楽しんでいる分には何の文句もつけない」と、同人誌などに代表される同人活動全般を批判するつもりはないことも示している。
プロ野球について
長年の横浜大洋ホエールズ~横浜ベイスターズの熱狂的ファンである事が有名ではあるが、選手によって好き嫌いも激しい。例えば、『大魔神』こと佐々木主浩元投手をネタにする時は辛辣さを極めていた。佐々木を主人公にした「ササキ様に願いを」が大ヒットし、『まんがパロ野球ニュース』(現・まんがくらぶオリジナル 竹書房)の看板作家の座をみずしな孝之に追われたことや知名度の低いベイスターズにおいて数少ない知名度のあるの中心選手であるとともに、公私共に様々なエピソードを残した佐々木はネタの材料として格好であったからであると言える。そんな彼でさえ佐々木の引退時には選手としての功績を惜しむコメントを『月刊ベイスターズ』のコラムに書いている。同チームの弱小時代にはコマ中の近藤貞雄に「こんなへぼチームを応援する漫画家はへぼへぼへぼだ。」と言わせる等自虐ネタも書いていた。
野球四コマでは自身の母校である早稲田大学出身者を贔屓するネタを嘗ては多く描いており仁村薫が偏差値社会日本では勝ち組み云々というオチの四コマも書いたことがある。一方で現役時代の原辰徳を誇張過剰な”アホキャラ”として描いていた。
亀田一家との確執
亀田史郎とテレビ朝日スーパーモーニングにてテレビ番組でケンカ寸前の論争をした。その際、史郎に対し、(史郎の息子らに対する躾がなっていないとして)しつけ糸を投げつけ、息子の試合を「安いドラマ」と挑発した。ただ、内藤大助対亀田大毅戦の前日にムーブ!で今まで亀田の試合自体は見たことがないと発言していた。
漢字の知識
漢字の知識量に長けており、特にテレビ朝日『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』内で行われた、スピード漢字対決(30秒間に、お題に当てはまる漢字を相手よりも多く書く勝負)では、無敗かつ三度5人抜きを成し遂げる程の強さを誇っている。
40歳での還暦宣言
「漫画家の年齢は通常の人間の年齢×1.5である」とし、40歳の時点で「還暦」を宣言。それ以降しばらく、その「仮の年齢から逆算した年」が「生年」だと称していたこともあった。また、「還暦」を契機に、異常に多数だった連載を整理し、それ以降は妻と二人、日本全国や世界各地を旅行して回っている。また、好角家という関係から親交を持ったデーモン閣下はやくから見ると桐蔭学園中学から早稲田大学までの後輩に当たり、「Qさま!」や「大相撲この一年」などでは共演もしている。
おもな作品・活動
やくみつるは、「はた山ハッチ」という別のペンネームも持ち、仕事の性格等に応じて両者を使い分けていた。なお連載作品名に「やくみつるの」と付く場合は、これを省略して表記する。
- デビュー当初は「はた山ハッチ」名義で執筆していたが、途中から「やくみつる」名義でも執筆するようになる。今では殆どの作品においてやくみつる名義で執筆している。その理由の1つとして「やくみつるの方がはた山ハッチよりもギャラが多い」からだと自身の作品において発表している。
連載
- 「おチャンコくらぶ」(『VANVAN相撲界』・ベースボール・マガジン社、休刊により終了)
- 「第二代おチャンコくらぶ」(『相撲』・ベースボール・マガジン社)
- 「セ相冗談」→「12球団ドガチャカ交流試合」(『週刊ベースボール』・ベースボール・マガジン社、1986年〜)
- 「セ相冗談」ではセ・リーグの4コマ漫画2本を描いていたが、2001年、パ・リーグ担当の高岡凡太郎が降板したことに伴って、「-交流試合」では両リーグ1本ずつの形となった(8コマのときは、統一されてなかったりもした)。
- 「パロ野球ニュース」→「やくやくスポーツらんど」→「まんがパロ野球ニュース」(『月刊まんがパロ野球ニュース』→『月刊スポコミ』ほか・竹書房、1986年〜1999年、2003年にまんがパロ野球ニュースの阪神タイガース優勝記念増刊号で一回限りの復活を果たした)
- 「オニのやく目玉」(『SPA!』・扶桑社、連載終了)
- JAFMATE会員投稿コーナー(旧「メイトボイス」、現「おたより王国」)における体験談を基にした4コママンガ(日本自動車連盟―JAF Mate社)
- 「オール見世物」(『オール讀物』・文藝春秋)
- 「マナ板紳士録」(『週刊ポスト』・小学館)
- 「ポテンショット」「番外もう一丁!!」(日刊スポーツ)
- 「ポテン-」はプロ野球関連のイラストだが、大相撲開催時には「番外-」に切り替わる。
- 「はた山ハッチの輝け!ベイスターズ」(神奈川新聞)
- 「ホエールズが行く」(『月刊ホエールズ』・大洋球団)
- 「はた山ハッチ&やくみつるの激笑HamaStars」(『月刊ベイスターズ』・横浜ベイスターズ)
- 「小言・大言」(しんぶん赤旗日曜版、隔週)
- 「おジャマしまん〜にゃわ!!」(『マンスリーよしもと』・吉本興業)
- 同誌は2009年10月号より『マンスリーよしもとPLUS』に刷新。現在やくみつる作品の連載はなし。
- 「カズシゲくん」(1988年、『週刊現代』に連載)
- 当時ルーキーの長島一茂を主人公とした4コマ漫画。1989年発行の『ワッハハプロ野球』第1巻に収録された。
- 「暴笑!!ビーンボール」(『週刊現代』に連載)
- 「カズシゲくん」終了後に連載されたプロ野球4コマ。これも後に『ワッハハプロ野球』に収録された。
その他バラエティ番組、週刊誌での4コママンガ、イラスト等多数
書籍
●印は、「はた山ハッチ」名義。
- 漫画
- 『すすめ!!赤ヘル軍団』(清山社)1979年11月5日発行。書籍コード:0071-700490-4020
- 清山社が発行していた「野球コミック」シリーズ第4巻。広島東洋カープをテーマとしている。
- 書籍自体は、「今日・あさって」の共同ペンネームで発行(作中及び最終ページ内には、「けやま秀樹」「村井和之介」「十鳥文博」三者の名義も入る)。
- この内、やくは「けやま秀樹」名義で1〜6ページ、33〜52ページに1コマ漫画を発表、表紙イラストも手掛けている(この内、33ページには「けやま秀樹改メ畠山秀樹」と記述している)。
- 『がんばれエガワ君』全6巻(芳文社)●
- 現在本格的なデビュー作として発表されている作品。
- 『ワッハハ!プロ野球』全6巻(芳文社)●
- 『ワッハハ!スポーツニュース』(芳文社)1993年●
- 『小言主義』(ワニブックス)1994年
- 『パロ野球ニュース』全15巻(竹書房)●
- 『やくやくスポーツらんど』全5巻(竹書房)
- 『やくみつるのおチャンコくらぶ』全3巻(ベースボール・マガジン社)
- 『やく・みつるのマナ板紳士録 1991-1995』(小学館)
- 『やくみつるのガタガタ言うゾ!!』(朝日新聞社)
- 『ギャグギャグベースボール』(世界文化社)1986年
- 『やくみつるの平成ポテンショット』(日刊スポーツ出版社)2009年5月27日発売 ISBN 4817254548
- 「やくやくスポーツらんど」第5巻以来、10年ぶりの漫画単行本。日刊スポーツ連載の1コマ漫画「やくみつるのポテンショット」の2004年〜2008年連載分を解説を交えたうえで収録。
- その他
- 『ベイスターズ心中』(泉書房)1998年
- 『やくみつるの故意死球』(ドリームクエスト)1999年 ISBN 4925192027
- 『芸能世紀末劇場』(小学館、山田美保子との共著)
- 『芸能博物館』(小学館、山田美保子との共著)
- 『やくみつるの大珍宝』(日刊スポーツ出版社)
- 『やくみつるの10年イチジクの思い』(祥伝社)1996年
- 『つけっぱなしテレビ』(ぶんか社、ラサール石井との共著)
- 『原色トイレットペーパー大全』(扶桑社)
■ 『やくみつる』に 関連する人気アイテム
やくみつるの昆虫図鑑 | ||
漫画とエッセイが絶妙です(参考になった人 4/5 人)
やくさんがかなり昆虫に詳しい事は知っていましたが、やはり昆虫に対しても目の付けどころが違う!と感じました。 比較的都市部で見られる物ばかりですが、不思議な生態、面白い虫と関わったエピソード等読んでいて飽きません。 色々な昆虫が出てくるので、読み進めていくうちに、知らず知らず昆虫のデータが頭に入ってきましたので、楽しい昆虫図鑑といった感じでしょうか。 かわいいです!(参考になった人 2/2 人)
やくみつるさんのマンガが学生のころから大好きでしたが、期待を裏切りませんでした。作者の昆虫好きがよく出ていて、絵も昆虫の特徴をよく捉えています。図鑑というより身近な昆虫に触れる機会を与えてくれるきっかけをくれる本です。 |
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自然で女の子受けのいい服を集めました | ||
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今女の子と飲んでるんだけど来ない?週末合コンどう? アナタは突然の誘いにどんな服を着ていきますか?
こういうときにはは女の子目線で選んだコーディネートが一番。 今なら 10,500円 以上で送料無料。 |
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やくみつるのおチャンコくらぶ | ||
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力士の姿を面白おかしく描いた、当時の相撲界の様子も分かる名作。(参考になった人 0/0 人)
現在休刊中の「VANVAN相撲界 」に連載されていた相撲4コマ漫画です。当時のアイドルをもじったタイトル名に、「もっと気の利いたタイトルにすれば良かった」の言葉が時代を感じさせます。大乃国、双羽黒、朝潮がいい味を出してます。当時の相撲界を知ることが出来る漫画でオススメです。介護施設等で働いていて、利用者さんとの話題作りに苦労してる方にオススメします。 |
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オムツがとれない日本の医療 現役医師が政治家になった理由 | ||
なかなかどうして…すっごい本です(参考になった人 0/0 人)
医師免許を持つ全ての先生方に是非この本を読んでいただきたい、と心から祈念致します。 著者は整形外科病院を開業しつつ参議院議員に当選された方で、医療現場も行政もどちらも知る立場だからこそ書ける、的確に取捨選択された情報と提言がこの本にパンパンに満載されています。全ての提言に同意出来なくとも“自分は厚生労働省とマスコミからいいように玩具にされているなぁ”と実感されている方には理論武装の手段として必要にして十分です。 細かいことで争う前に「先ずは全ての医師が団結すること」が大切だな、と改めて感じました。対戦相手の仲間割れを誘う、は必勝法の定番です。 “開業医は馬鹿ばっかで付き合えん”と嘯く勤務医の先生!“医師会なんて何もしてくれない”と幽霊会員化している開業医の先生!先ずは地区の医師会に参加しましょうよ。そりゃ色々…今更ミンスなんぞ応援できるか…近所に開業したあの野郎だけは許せねぇ…いっそ勤務医だけの別組織を…あるんでしょうけど、取り敢えずは元々存在している医師会に参画した上で大いにヤリ合った方がずっと“何かが動く”可能性大です。 自院ヒッキーしてたり医師会敵視してばかりじゃ、愈々“アッチ側”の思う壺ですよ。是非この著作読んでインスパイアされちゃって下さい…行動すればマジ医者人生変わりますよ…ホントに! 現在の医療体制の概説書(参考になった人 2/2 人)
著者は現役医師で民主党参議院議員。 現在の日本の医療は崩壊していると言われているが、その原因は官僚の統制が原因であると喝破している。 本書の後半でどのようにしたら現状を変えられるか述べているが、 その言が空論に聞こえてしまうのはなぜか、 現在の民主党の情けない現状のためか、当方も官僚統制に慣れ切ってしまっているためか。 日本の医療制度の問題点に興味のある方は一読をお勧めする。 |
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