■ 『お笑いタレント』の解説
お笑いタレント(おわらいタレント)は、主にテレビ番組において面白いことを言うなどして視聴者等の笑いをとる役割を担うタレントである。
呼称については、本来、「芸人」とは「芸能人」(芸に通じている者)全てを指す。
歴史
喜劇役者・コメディアン、落語・漫才/漫談・コント・声帯/形態模写・奇術・コミックバンド、歌手などの芸域のどれかに属する。
日本国内のテレビの普及に伴い、もともと舞台をはじめとするさまざまな場所でさまざまな仕方で活動してきた人々がテレビのバラエティ番組に活動の比重を移すにつれ、彼らを総称する呼び方が必要になったため生まれた言い方である。
したがって、お笑い芸人の走りはテレビ放送が始まった当初から存在した。当時はほとんどが漫才師と呼ばれる2人組で漫才をしたり、数人のグループでコントを行ったりして、笑いを取っていた。関東では占領下でジャズ・バンドを結成していたバンドマンたちがコミック・バンドに転じてさらにテレビでコントを披露するようになったり(ハナ肇とクレージーキャッツ、ザ・ドリフターズ等)、浅草を地盤とする芸人たちがコントを中心に活躍しテレビにも進出していった(コント55号、ツービート等)。1970年代ごろになると関西の吉本新喜劇や松竹新喜劇などで、藤山寛美、間寛平のように大舞台で演技する多数の喜劇役者が一世を風靡した。のちに、これらがお笑い芸人として活躍することになる。漫才界ではいとし・こいしなどがテレビに登場するなど、お笑いを取る芸人として活躍する。
1980年代中盤には漫才ブームが発生した。バラエティ番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)では、複数のコントから構成されるため、出演する芸人がベースとする演芸の領域を超える内容となっていた。必然的にこれらの領域は(特に漫才/漫談とコントの間で)ボーダーレス化し、やがて一括して「お笑いタレント」「お笑い芸人」 という言葉で総称されるようになった。
「ひょうきん族」以降、お笑いタレントの主な活動拠点は演芸場からテレビに移っており、その結果、持ちネタや持ち芸を披露する機会は少なくなり、本来の職分である芸人としての彼ら自身と、一般視聴者との中間的存在であることが求められるようになった。
この過程で漫才師出身のビートたけしや形態模写出身の明石家さんま、タモリのように、本来の芸域の痕跡を喪失したお笑いタレントも見られるようになった。
お笑いタレントというカテゴリーが確立して以降、NSCなどお笑い芸人養成学校が開校したり、インディーズ出身のお笑い芸人が出現し、隆盛するにつれ師弟制度が衰退し、先輩芸人に対する「師匠」「兄さん・姉さん」という呼称は一部のごく親しい人間しか用いない傾向にあり「○○さん」と呼ばれることが多くなった。また、それまでは先輩・後輩関係は年齢に関係なく芸歴を基準とされており、後輩は先輩に対して敬語を使うことが義務づけられる風潮があったが、プロダクションやメディアの多様化によって現在はある程度緩和されている。
吉本興業、松竹芸能などの大手は今でも芸歴での基準を継続させており、養成所へ同時期に入っても一日でもデビューが早かったら先輩になり、当然敬語を使わないといけない。但し他事務所の同い年の芸人に対しては、芸歴が浅くても当人同士が良ければ相応の対応も見られる。
逆にバラエティ番組などで、司会者や出演者が漫才や落語の大物芸人に対して、敬称として「師匠」を付けることの方が一般的となっている。
概要
バラエティ番組におけるお笑いタレントは、司会者やそのアシスタント、レポーター、クイズの解答者などの立場で出演し、面白いことを言ったり、なにかの行為をする際に失敗してみせたりすることで、笑いを誘発する。これにより視聴者に対し、番組進行のテンポ的起伏、番組で扱う事物への客観性、番組内容への感情移入のしやすさなどを提供する。
バラエティ番組に多く出演し、それなりの芸歴になるとネタをしなくなる傾向がある。だが、ベテランとなっても定期的にライブを行ったり、テレビ番組などでネタを披露したり、作品をリリースすることに拘るお笑いタレントもいる(爆笑問題、さまぁ〜ずなど)。
デビューしてもテレビ番組に出演できるお笑いタレントは少数の厳しい世界である為、デビューして出世、成功したお笑いタレントは、ほんの一握りである。この為、いい思いをしてきた大御所芸人でさえ弟子入り志願者に対し上記の理由を挙げ丁重に断る場合が多いとされている。ビートたけしはかつて「俺はどんなに見込みや才能がない奴でも本人が志願すれば一定期間面倒を見てきた。世間はボランティアなんていうが俺ほどのボランティアはいないな」という趣旨の文章を「週刊ポスト」の連載や著書で書いていたが、たけしのような例は稀であると思われる。
売れても休みもほとんどもらえず、若手だけでなくそれなりに顔が売れている中堅芸人でさえも休暇を請求するとマネージャーなどにお叱りを受ける場合もある。また過労やアクシデントで負傷しても大手企業のサラリーマンのような潤沢な福利厚生は受けられず会社によっては自己負担になる場合もある。山本圭一がかつてラジオで過労で倒れた時、会社から一銭も治療費がでなかったと嘆いていた。加えて、芸能人という職業の性格上、定期健康診断も行わない事務所も多く過密スケジュールの中での体調管理は至難である。実際に芸人の中には中島忠幸、村田渚など早世した者も少なくない。
お笑いタレントとして夢破れてから放送作家に転身する者も多い。その場合芸人同士の繋がりから、仕事をもらう(いわゆる座付き作家)。また、世界のナベアツのように、芸人と放送作家の二足のわらじで活動するものもいる
司会業
近年、お笑い芸人の司会業への進出が目覚しく、お笑いブームになると島田紳助や明石家さんま、山田邦子などの大御所ばかりではなく、若手もメインの番組で司会を務める事が多い。これをフジテレビジョン編成制作局バラエティ制作センター部長の吉田正樹は「お笑いブーム以降、テレビ局にお笑いのテイストが欲しいと考えられた」と語っており、加えて「90年代に吉本興業が本格的に東京進出してから、芸人がMCを務めるという関西の文化が輸入されたのではないか。」と吉本興業の存在が深く関っていると述べている。一方、芸人は、より上を狙う意味で番組を仕切る司会者を目指す人が多い。制作者側と芸人本人のニーズが合致した結果、芸人が司会を務める事が多くなってきた。
関西芸人と関東芸人
関西芸人は文字通り、関西を地盤とする芸人である。基本的には関西弁を使う。東京で活動していても、関西出身であれば関西芸人と呼ばれる。一方、関東芸人は狭義には関東地区出身の芸人をさすが、関東地区出身者でなくても、関東で活動していればこう呼ばれる。しかし、東京でデビューした関西出身者や、関西人と他の地域の出身者とが組んだコンビなども存在するため、どちらに属すのかの基準は曖昧な部分も多い。このような用語は、関西では吉本興業を中心として伝統的にお笑いの文化が根づいているという事実を反映しているが、元々は上方落語と江戸落語の区別に端を発しているといえる。
構成
- 1人の場合「ピン芸人」、コンビ等を組みつつ単独で活動する事を「ピン」と呼ぶ。
- 2人組を「お笑いコンビ」と言う。
- 3人組を「お笑いトリオ」、または「お笑いグループ」と言う。
- 4人組を「お笑いカルテット」、または「お笑いグループ」と言う。
- 5人以上メンバーで構成される場合は「お笑いグループ」、または「お笑いユニット」と言う。
事務所
- 多数のお笑いタレントを抱える事務所としては、大阪の吉本興業や松竹芸能、東京ではワタナベエンターテインメントや浅井企画、オフィス北野、プロダクション人力舎、ホリプロなどが挙げられる。
■ 『お笑いタレント』に 関連する人気アイテム
一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方 | ||
パワーアップしていた(参考になった人 5/6 人)
ホステスになりたての頃、この人の前の本が街で流行っていて読んで 勉強になったから買ったのですが、 ずいぶんパワーアップしていました。 前作より芸能人の上手さを詳しく分析していて、 どこを真似るのかをたくさんの会話例で教えてくれて、 最後の方のテスト問題は、かなり笑えたしタメになりました。 私もパワーアップできそうです。 本での説明には限界があります!(参考になった人 5/7 人)
本の内容としては、申し分ないと思います。 著者もよく、ここまで纏められたと感心します。 ただし、【会話術】で、表現者がプロ中のプロの「島田 紳助」「小堺 一機」 「黒柳 徹子」他となれば、本の表現でとても表せるものではないでしょう。 また、これを、読者がマネをしようとしても、『プロの技』を、マネができる ものではありません。 著者が自分で、CD等に吹き込み、説明をしていただくことしかないでしょう。 この意味合いも兼ねて、本来であれば、評価:★5とすべきところ、★3としました。 |
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自然で女の子受けのいい服を集めました | ||
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孤独 | ||
人生はやはり孤独ですね。(参考になった人 2/3 人)
「たけし、自らの人生を語る。独白本第2弾! 出生の秘密、少年時代の憧れ、青春の街新宿、浅草下積み時代、酒と暴力と女たち――団塊世代ど真ん中、下町の悪ガキたけしの成長は、昭和ニッポンの"青春時代"と重なる。驚くほど率直に語られた自叙伝第2弾」との見出しに引かれて読んでみました。 文章は平易ですが、たけしの話し口調(江戸っ子口調)で書かれているため、少し読みにくい感じがしました。 天才たけしだけあり、日々の生活・青春時代・仕事には多くの暗さや孤独感が感じられ、テレビで見られる楽しさの裏に潜む本当の感情が克明に独白されている事に感銘しました。明るいこと・楽しいことを語る独白本が多い中、このように陰鬱なことが独白されることは珍しく、価値ある一冊だと思いますよ。 語り口調で書かれていることがさらに親近感を高めているとは思いますが、江戸っ子言葉が十分に理解できない地方の方には不便かもしれません。そのため、星4つと評価しました。 |
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時効 | ||
何これ?(参考になった人 1/20 人)
昔は物凄い尊敬してた。オールナイトも何度感動で泣かされたか分からない。ところが最近はどうだ?いつから文化人やお芸術家に成り下がったんだよ?お笑いへの裏切り行為でしかない。本物の芸術家は尊敬するが芸術家を気取った奴は軽蔑するし信用しない。最低だよ!笑いによって権威を撃つからお笑いは偉大なんだ。自分が権威になって権威を振りかざしてんじゃないか!何偉そうに人生垂れてんだよ。 偉いのと偉そうなのは全く別だって。何ヘラヘラ喜んでヴェネチア行ってんだよ。そういう人間を散々こき下ろして笑ってきたのがアンタだろ?権威にすがって賞にすがって反論出来ない弱い奴見つけてこき下ろして喜んでるなんて悲しいよ! |
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